こんにちは。Korutesuです。

バロンズ拾い読みを見ていたら面白いと思った記事があったので取り上げます。

戦略的必須事業が業績改善をけん引

投資家は割安な優良銘柄に注目しており、ウォルマート・スト ア ー ズ ( W M T )、 ア ッ プ ル ( A A P L )、 ボ ー イ ン グ ( B A ) の 株 価を年初来でそれぞれ 44%、48%、69%上昇させている。こ れら 3 銘柄を保有する投資家の今年のリターンは、割高な FANG 銘柄、すなわちフェイスブック(FB)、アマゾン・ドッ ト・コム(AMZN)、ネットフリックス(NFLX)、アルファベ ット(GOOGL)を保有する投資家より総じて高いことになる。
 

では、バリュエーションの上昇が見込まれる次の「眠れる巨人」はどの企業だろうか。IBM(IBM)を検討 してみてはどうだろう。
 

IBM への市場の評価は低く、カバーしているアナリストの中での買い推奨は 3 分の 1 に満たない。著名投資 家のウォーレン・バフェット氏が 6 年前に同社に投資したことは有名な話だが、今では持ち分を減らしてい る。バージニア・ロメッティ氏が 2012 年に最高経営責任者(CEO)に就任して以降の株主リターンは配当 を含めてもマイナスだ。直近の決算発表までの 20 四半期のうち 16 四半期で決算発表翌日に株価が下落した。
 

だが、変化の兆しは表れている。直近の 2017 年度第 3 四半期(7-9 月期)の売上高が横ばい(為替の影響を 含めると 1%減)となったのである。これは、ほぼ 6 年にわたり減収が続いてきた企業にとって勝利である。 減収が続いた背景には、パブリッククラウド・コンピューティングの最大手アマゾンにビジネスを奪われた ことや、インテル・ベースのサーバー事業をレノボ・グループ(聯想グループ、0992.香港)に売却するな ど利益率の低い事業を分離したことなどがある。
 

IBM が戦略的必須事業と呼ぶソーシャル・ネットワーク、モバイル、アナリティクス、クラウド、セキュリ ティ技術の前四半期の売上高は前年同期比 10%増となり、全売上高の 45%を占めた。これらの事業の利益 率は他の事業より高いため、近い時期に全体の収益性を押し上げ始める可能性がある。粗利益の長期的な減 少傾向は既に鈍化しており、一部のアナリストは IBM が今四半期中に成長軌道に回帰するとみている。
 

今のところ、良いニュースは少しずつ聞こえてくる程度だが、2017 年予想株価収益率(PER)は 11 倍とS&P500 指数の 20 倍に比べて大幅に割安であり、投資家が関心を持っても不思議ではない。2018 1 月中旬に予定されている第 4 四半期の決算発表には 2018 年のガイダンス
が含まれる見込みで、投資家は同社 が転換点を迎えたことを示す最初の明確な兆候を実感することになるかもしれない。
 

税引き前利益と粗利益が復活のバロメーター

会社見通しによると、2017 年度通期の売上高は前年比 1.6%減の 787 億ドルで、2011 年に記録した約 1070 億ドルのピークを大きく下回る。利益は同 1%未満の減少にとどまり、129 億ドルと予想されているが、同 社の今年の実効税率が昨年から上昇していることを勘案すると、税引き前利益は同 3.4%増の 144 億ドルと なる見通しだ。


これは重要な変化となり得る。同社の税引き前利益は 2012~ 2016 年に 39%減少した。売上高をパブリッククラウドに奪われ、 アナリティクス(データ分析事業)とクラウド・サービスを中核 とした事業再編に巨額の投資を行ったためだ。同社はコストと人 員の削減にも取り組んだ。
 

モルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティ・ハバーティ氏に よると、こうした取り組みの成果は税引き前利益の改善となって 表れ始めている。同氏は、次の前向きな兆候は今四半期から来年 にかけての粗利益の増加だと予測している。税引き前利益は事業 再編への取り組みの成果を示している一方、粗利益は同社の商品 とサービスの基本的な人気の高さの指針だという。そして同氏の 調査によると、粗利益は株価と密接な相関がある。つまり、粗利 益の増加が見込まれるとすれば、株主のリターンも増加する可能 性がある。 
 
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 引用:バロンズ拾い読み

わたしは、IBMのホルダーでしたが、今後の成長を見限って売却しました。今後の株価は業績によって左右されますが、このバロンズ拾い読みの記事によると投資妙味がありそうですね。
 
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